2025年の大学入試共通テストが1月17日から二日間の日程で行われました。
1日目の国語の問題で、昨年ネットで話題になった「ヒス構文」が取り入れられ話題になっています。
- 共通テストの国語で出題されたヒス構文とは何?
- ヒス構文の出題に対する世間の声は?
- 過去に共通テストで話題になった他のネタは?
気になる方は是非読み進めてみてください。
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▼森井翔太郎のwikiプロフ!
ヒス構文が共通テストの国語に登場!
出典:X
国語の現代文、第二問に登場したのは蜂飼耳(はちかいみみ)著の『繭の遊戯』。
この文章の中で
という文章が出てきました。これが話題のヒス構文です。
こちらの物語の出題範囲の内容は以下のようなものです。
定職にも就かず、自分の小屋で何かを創作したりして必要な時だけアルバイトをするような暮らしぶりの叔父に苛立ちを募らせる主人公の母親(叔父の姉)。
叔父の母親(主人公の祖母)に「お母さんが甘いからよ!」と苛立ちをぶつけると、祖母は「もうわかった、あたしが●ねばいいんでしょ、じゃあ、●ぬよ。」と言います。
出典:X
共通テストのヒス構文5歳児に哀れまれてる無職のこどおじが原因で喧嘩が起こって挙句当の本人は喧嘩始まったらこっそり締め切った小屋でインドのお香焚きながら酒盛りしてんのマジ?引用元:Ⅹ
一見堅苦しい現代文ですが、わかりやすい言葉で要約されていた方の文章を見ると、コントのような設定で親近感が持てますね。
共通テストの国語に出たヒス構文とは?元ネタはラランドのサーヤのネタ!
では、ヒス構文とはどういう文章のことを言うのでしょうか?
元ネタについてもご紹介していきます。
ヒス構文とは何?
ヒス構文とは、お母さんヒス構文とも言い、ヒステリックな構文の略語で、母が論理を飛躍させるなどしながらヒステリックな語気で相手に罪悪感を抱かせる構文
のことを言います。
など、お母さんが自分を大げさに卑下し、夫や子供に対してヒステリックな物言いをして「自分が悪かったよ」と思わせるという事ですね。
あー、これは他人ごとではない感じです…耳が痛いというお母さん方も多いのではないでしょうか(笑)
元ネタはラランドのサーヤの「お母さんヒス構文」
出典:you tube
このお母さんヒス構文の元ネタは、ラランドのサーヤさんのYouTubeです。
サーヤさんは、「実践編」「まとめ」など、このお母さんヒス構文についていくつか動画を配信されています。
このお母さんヒス構文については、
このYouTubeからネットミーム化したお母さんヒス構文の対義語として、
xで「お父さんモラ構文」なるものも現れました。
出典:X
ラランドのサーヤさんは、共通テストにお母さんヒス構文が出たことで
「共テデビュー」「お母さんヒス構文が活きた日」とツイートされています。
共通テストの国語に出た「ヒス構文」SNSでの反応は?
共通テスト受験者の皆さんも子のヒス構文に気付き、笑いをこらえたという人も多かったようです。
緊張の糸が切れて集中できなかったのでは?と心配する声もありましたが、概ね好意的に受け取られているようです。
ちなみに、お母さんヒス構文は、問題とは直接は無関係な文章であったため、ここに気を取られて他の文脈に意識が向かなかった可能性はゼロではないかもしれません。
ヒス構文以外に過去の共通テストで話題になったネタまとめ
センター試験のネタを総まとめしてみた
(2006〜2020)#センター試験国語#センター試験英語 pic.twitter.com/hshVBb9moF— 佐久間ちゃん (@2_wykipedia) January 18, 2020
毎年入試問題で面白い問題が出るとフォーカスされますね。
「出題者もあえて受験生を混乱させるような小説を選び、インパクトのあるセリフやストーリーに惑わされずに物語の全体像を読み取れる力を試しているのではないでしょうか。」
引用元:スタディサプリ
『わざと受験生を混乱させて物語の全体像を惑わされずに読み解ける能力を試しているのでは』
との声もありました。
私が受験したのはまだセンター試験と言われていた頃ですが、必死過ぎて覚えていませんが、このようなユニークな出題は少なかったように思います。
【まとめ】ヒス構文が共通テストの国語に登場!元ネタはラランドサーヤ
大学入試共通テストの国語で突如現れた『ヒス構文』についてご紹介してきました。
今年はYouTubeで話題になったラランドのサーヤさんのネタが登場しました。
大学入試で毎年ユニークな出題がされる意図は不明ですが、体調を整え、必死で試験日を迎える受験生にとって、邪魔にならない程度にとどめてほしいなとは思います。
しかし、逆に前のめりで取り組みやすくなるというメリットもあるのかもしれません。
受験生の皆さん、共通テストお疲れさまでした。
志望校合格まで無事走り抜けて合格を勝ち取れることをお祈りしています。