2025年1月26日に横綱昇格した豊昇龍(ほうしょうりゅう)と、叔父の朝青龍が不仲なのではと報じられています。
豊昇龍と朝青龍の関係について、不仲と言われるようになったエピソードをご紹介します。
また、本当な仲がいいのではとも思えるエピソードについてもご紹介します。
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▼豊昇龍の優勝パレードにいた子供は誰?
豊昇龍は朝青龍の甥っ子!
出典:日刊スポーツ
横綱豊昇龍と、元朝青龍のダグワドルジ氏(以後朝青龍)は血縁関係があります。
豊昇龍の父が、朝青龍の兄であり、叔父と甥っ子という関係です。
そのため、豊昇龍は角界入りを果たした時から、顔つき、体格、取り組みの様子、素行、性格など何かと朝青龍と比較されてきました。
豊昇龍は朝青龍をブロックしていた?不仲エピソード5選
出典:スポニチannex
豊昇龍と朝青龍の不仲エピソードをまとめました。
- 4時間ずっと話を聞かされてた!
- 朝青龍が怖くて連絡先をブロック
- 朝青龍が入院時にノーコメント
- 1年以上連絡を取っていない
- 朝青龍は角界に刺客を送り込んで豊昇龍を妨害?
どれもなかなか雲行きの怪しいエピソードですね…早速詳しく見てみましょう。
4時間ずっと話を聞かされてた!
豊昇龍は、朝青龍と久々に顔を合わせた際に、4時間も話を聞かされたようです。
ちょうど何日か前に会ったんですけど…ヤバイのは3時に会ったのに7時までずっとしゃべってるんですよ。自分4時間もずっと『はい、はい、はい』って聞いてました
引用:スポニチアネックス
その4時間の間、豊昇龍は「はい、はい、はい」と相槌を打つだけだったようです。
この事実をテレビ番組の収録でこっそり聞いていた朝青龍は、
今コロナだし3年ぶりに会ったので3年位あった出来事を3時間で話した。嫌だって言われたから今度は、2週間ぐらいガッチリ稽古させる
引用元:スポニチアネックス
コロナで3年間会えなかった分を一気に話した
と言っています。
朝青龍が怖くて連絡先をブロック
豊昇龍は、朝青龍の連絡先をブロックしていたことをバラエティー番組で明かしました。
理由は「怖いから」だそうです。
朝青龍が入院時にノーコメント
2024年4月に朝青龍は原因不明の体調不良で緊急入院しています。
その後、朝青龍は都内の病院で手術をして退院しましたが、いまだに病状などは公表されないままとなっています。
1年以上連絡を取っていない
2025年横綱昇格時にインタビューで「朝青龍とは1年以上連絡を取っていない」と答えています。
朝青龍は、現在モンゴルに帰国し、「ASAグループ」を経営し、投資銀行やサーカス場の運営、イベント企画、不動産や牧場の経営、農園ビジネス、鉱山ビジネスなど、幅広い事業を展開しています。
物理的に距離があったり、お互い多忙な中で、連絡を取ることが少なくなっているのかもしれませんね。
朝青龍は角界に刺客を送り込んで豊昇龍を妨害?
出典:X
朝青龍は、カザフスタンで柔道をしていた金峰山(きんぽうざん)を現地でスカウトし、角界入りさせました。
そして、奇しくもその金峰山と優勝を賭けて戦うことになりました。
朝青龍は、自身のxで
カザフの子良く頑張っているね。
少しおしゃれ俺がカザフから入らんだ子だよ。ふふ。
引用元:x
このツイートは2025年1月20日に投稿されました。
この日、金峰山は霧島と対戦し、勝利しました。
それから毎日金峰山は勝ち続けました。
横綱になった豊昇龍にも勝るとも劣らない強さの金峰山は、朝青龍からの妨害なのでしょうか?
甥っ子や角界をレベルアップさせるための、朝青龍からの激励のような気もしなくはありません。
豊昇龍は朝青龍をブロックしてたけど、実は仲がいい?
いろいろと不仲エピソードと思えることもありつつ、実は仲がいいのではと思えるエピソードもあります。
- 朝青龍は豊昇龍が場中にケガをしないように叱咤
- 豊昇龍の横綱昇進に対してxでお祝いコメント
- しこ名は叔父の朝青龍からとった
詳しく見ていきましょう。
朝青龍は豊昇龍が場中にケガをしないように叱咤
豊昇龍は、大関になる前段階で、まだまだ体が未完成であるといわれていました。
向上心の強い豊昇龍は、場中にトレーニングに勤しんでいたところを、叔父の朝青龍に激怒されたんだとか。
これは、豊昇龍が怪我をして、大事な試合に影響することを心配した朝青龍の親心だったのではないかと思われます。
その言葉にこたえて、豊昇龍は一定期間場中のトレーニングを中止したそうです。
しかし、豊昇龍には強い意志があり、トレーニングを許可してもらえるように朝青龍を説得したというエピソードがあります。
豊昇龍の横綱昇進に対してxでお祝いコメント
出典:X
朝青龍は、豊昇龍が優勝した翌日に
プレッシャに強い奴勝てる。教え
とツイートしています。
豊昇龍にあてたお祝いのメッセージではないかと言われています。
豊昇龍と優勝を争って対戦した金峰山は、朝青龍がスカウトしてきた手強いライバルであり、22日に一度対戦して敗北していることもあり、かなりのプレッシャーがあったことでしょう。
朝青龍は、甥の豊昇龍がプレッシャーに打ち克ち、勝利を収めたことがとても嬉しかったのではないでしょうか。
しこ名は叔父の朝青龍からとった
出典:お相撲さんのショッピングモール
豊昇龍というしこ名は、師匠である立浪親方の現役時代のしこ名である小結旭豊から「豊」の字と、叔父の朝青龍の「龍」をとったとのことです。
朝青龍の「青」は、「しょう」の読みだけ残し、「昇るという字もあるよ」と師匠のアドバイスで決めたのだとか。
ブロックしていたのは自分の軸をブレさせたくなかった?
豊昇龍は、なにかと朝青龍と比較されることの多い生活を過ごしています。
しかし、持ち味も個性も体格も、全く同じではなく、相撲に対してストイックに取り組む豊昇龍にとって、外野の声は自分を見つめて整えるのに、時に障害になったのではないでしょうか。
叔父の朝青龍を超える活躍をするためには、豊昇龍独自の努力の仕方があり、その点を大切にする故、朝青龍の連絡先をブロックしたり、不必要に朝青龍について語らなかったりした可能性もありそうです。
【まとめ】豊昇龍は朝青龍をブロックしていた?4時間ずっと話を聞かされてた!
豊昇龍と朝青龍の関係は、豊昇龍が連絡先をブロックしたり、朝青龍の入院時にノーコメントを貫いたりと、豊昇龍が距離を置いているようにも見えます。
しかし、朝青龍は、優勝して横綱に昇格した豊昇龍にお祝いコメントをしたり、怪我を案じて叱咤したりと親心を持ち、大切に思っているようにも受け取れます。
わき目も振らず、強くなることを考えて邁進する豊昇龍は、自分を律するためにある程度の距離感を保っているのではないでしょうか。
横綱としての豊昇龍の活躍に期待したいと思います。