2025年春のセンバツ高校野球の出場校32校が決まりました。
21世紀枠で選出された長崎県代表の壱岐高校が急激に強くなったと注目を集めています。
壱岐高校が強い理由は?
壱岐高校の練習環境が知りたい!
気になる方は是非読み進めてください!
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【春の選抜2025】壱岐高校野球部が21世紀枠で出場決定
出典:西日本新聞
2025年1月23日に、2025年春のセンバツ高校野球の出場校32校が発表されました。
今回の21世紀枠は、3校から2校に選出校が減り、
- 神奈川県立横浜青陵高校
- 長崎県立壱岐高校
が選出されました。
21世紀枠とは春の選抜高校野球でのみ導入されていて、
- 地域の模範となる活動を行っている学校
- 困難な状況を克服している学校
- 秋の大会などで上位の成績を収めた学校
という規定に沿って選出されます。
壱岐高校が選出された理由は、困難な状況を克復しているという点が該当するようです。
どういった「困難な状況」があるのでしょうか?
次項でその点にも触れていきます。
壱岐高校野球部はなぜ強い?遠征費がヤバくて勝利への執念が違う!
出典:西日本新聞
壱岐高校の強さの理由を考えてみました。
大きくいうと4つあります。
- 遠征費がヤバくて勝利への執念が違う
- 壱岐高校野球部は地元の強豪中学出身者ばかり
- 通学距離が長く、日々がトレーニング代わりになる
- 地元の栄養ある食べ物が体づくりを後押ししている
- 全員が島民で団結力が違う
詳しく見ていきましょう。
① 遠征費がヤバくて勝利への執念が違う
出典:西日本新聞
壱岐高校は、その名の通り壱岐島にあります。
そのため、練習試合の数が限られるというハンデもあります。
費用だけではありません。
フェリーだけでも片道2時間20分もかかります。
出典:X
玄界灘の荒波による船酔いと車酔いがセットなので試合に慣れるより移動に慣れるのが先でした。
引用:x
フェリーはかなり揺れるようです。
試合に行くだけで費用・時間・船酔いのトリプルパンチが襲いかかるのですから、1試合に込める熱量は相当なものと思います。
② 壱岐高校野球部は地元の強豪中学出身者ばかり!
出典:西日本新聞
壱岐高校野球部は総勢21人。
部員全員が島民です。
壱岐島には4つの中学校があり、そのうち勝本中学校と郷ノ浦中学校は九州地区の野球大会で優秀な成績を残しています。
出典:X
春の選抜高校野球が決まった壱岐高校の今の上級生は中学三年生の頃に郷ノ浦中は選抜九州大会優勝、私の母校の勝本中はぜ全中出場と黄金世代
引用:x
中学時に強かった世代が今の壱高校の上級生の世代で活躍されているようです。
出典:球歴.com
③ 全員島民で幼馴染も多く、団結力が強い
野球分全員島民というだけでなく、部員同士が幼馴染という人も中にはいるようです。
昔から築き上げた友情で、団結力もほかのチームとは比にならないものがありそうです。
④ 通学距離が長く、日々がトレーニング代わりになる!
出典:google map
壱岐島には高校が2校しかなく、普通科は壱岐高校のみです。
全長17kmの島全体が学区になっており、島内にはバスも走っていますが、スポーツ少年の野球部員は自転車や徒歩で通学している可能性が高そうです。
筆者の子供の通う学区の中学も、片田舎で学区が広いため、小学生時から片道数キロ歩きますが、中学の陸上が強く、日々歩いて足腰が強化された子供が多いからと言われています。
⑤ 地元の栄養ある食べ物が体づくりを後押ししている
壱峻島は、農業や漁業が盛んで、壱岐牛、ウニなどの高級品以外にも、アスパラ・イチゴ・メロン・米などが特産品です。
農耕に適した地形のため地元産の食材が多いようです。
栄養価の高い新鮮な野菜を口にすることで、選手の体作りになっていると想像できます。
試合の遠征費用は一人一回1万円超え!
試合の遠征にかかる費用は、九州大会の会場まで試算してみました。
フェリーとバス利用で、選手一人あたり、一回の試合で10000~12000円かかります。
連日の試合となると、これに宿泊費もかかります。
市からの補助が出ているのかどうかは不明ですが持ち出しがゼロの可能性は低いため、家族ぐるみで選手の部活動を支えていることになりますね。
壱岐高校野球部に対する世間の声
壱岐高校の野球部に対する声はどのようなものがあるのでしょう?
試合に出るにも苦労の多い島の野球部を応援したいという温かい声が多いようです。
【まとめ】壱岐高校野球部はなぜ強い?遠征費がヤバくて勝利への執念が違う!
壱岐高校の野球部がなぜ強いかをまとめると、
- 試合に出るにも費用・時間・体力面での負担が大きく、1試合に込める執念が違う
- 野球部全員が島民で、強豪中学校出身の生徒ばかり
- 全員島民で幼馴染も多く、団結力が強い
- 通学距離が長く、日々がトレーニング代わりになる!
- 地元の栄養ある食べ物が体づくりを後押ししている
などが考えられます。
費用面で多くの負担を強いられる壱岐高校野球部のために、長崎県壱岐市はクラウドファンディングを行っています。
壱岐高校野球部への支援→ふるなびクラウドファンディング
春の甲子園での活躍を楽しみにしたいと思います。